あなたの人生を変える書籍のリサーチ法

日々の仕事、人間関係、お金のことで生きづまってしまった。

そんな時、どうされていますか? 

信頼のおける友人、上司に相談するという方もいるとは思いますが、

書籍に手を伸ばす方も多いのではないでしょうか?

今回は、あなたを成長させる書籍のリサーチ法についてお話していきます。

僕自身、自己啓発本に100冊以上のお金と時間をかけてきても

求める成果がゼロでしたが、このリサーチ法を知ることをきっかけに

自己啓発本で得た知識をお金に転換する事も出来るようになりました。

そんな僕の失敗体験から、リサーチ法をしないと自己啓発本が役に立たない本当の理由

・今まで自己啓発本を読んでも成長が見られなかった。

・何故か、自己啓発本を繰り返し読んでしまう。

そんな方には必見の内容となっています。

今の現状から少しでも変わりたいよという方は、是非、最後までご覧ください。

自己啓発本を手に取る人の共通点とは

自己啓発本の印象として、

「やる気を出してくれるし、元気づけられる本です」

この様に感じる方もいれば、一方では、

「良いことは書いてある。だけど実際の生活では役に立たない本」

こういうイメージを持たれている方も多いです。

なぜ、このようなイメージの違いが生まれるのだろうか。

この違い中でも、自己啓発本を読む人には当てはまる、

ある”共通点”がありました。

それは、『自己成長を望んでいる』という事です。

・もっと仕事の結果を出したい

・なりたい自分になるためにどうすればいいか?を知りたい

・将来の不満を払拭できず、モヤモヤした毎日を過ごしている

・目標がなくて、イマイチやる気が出ない

・自分に自信がない

あらゆる部分で悩みを持つ人が共通して、『自己成長』を望んでいるのですが、

総じて言えるのが、

ほとんどの人が自己啓発本の正しい「リサーチ法」を知らないということです。

自分に必要な情報を手に取ることが出来ず、

「違う本を読めば変われる自分になれるんじゃないか?」という前向きな意見もあれば、

「この系統の本は意味が無い、無駄だ」役に立たないと非難してしまう。

そのように、自己啓発本に関する印象が分かれてしまいます。

僕自身、両方の印象を感じてきました。

心配性の上無駄に向上心が高かった僕が、

大学生の頃には、なりたい自分探し。

社会人に入ると、理不尽な上司に対する不満であったり、

残業が多いブラック労働の中で

いかに成果を出せるようになればよいのだろうか。

それらを解決させてくれる様な、心惹かれるタイトルの自己啓発本に対して

すごく良いイメージを持っていました。

「あなたの可能性は無限大」

「諦めなければ夢は叶う」

といったメッセージが散りばめられ、

「あ、これ読んだら自分変われそう。」心の中でそう呟きます。

精神的に落ちてる時には、読んでて目がキラキラしてきます。

しかし泥沼にはまると、いくら自己啓発本を読んでも全く人生が好転せず、

それどころか、人生が破滅の方向に向かってしまう危険もあります。

よって、2019年を境に

自己啓発を学ぶだけでは、役に立たない知識というイメージに変わっています。

というのも、自己啓発本を100冊以上手に取り読んでいても、

現実的に、何1つ変わることが出来なかったんですね。

自己啓発本って、実は役に立たないの?

そもそも、自己啓発に関する「間違った3つの思い込み」をしている可能性があります。

これは、リサーチ法を知る上で非常に重要は前提知識なので、順をお伝えしていきます。

①本の表紙には思わず手に取りたくなる様なキャッチーコピーの塊

②実は、成功者が書いた本は役に立たたないという事実

③著者と読者の間での目的のズレ

1つ目は、

本の表紙には思わず手に取りたくなる様なキャッチーコピーの塊 というのは、

・ベストセラー
・一瞬で~
・世界のトップエリートが実践する〇〇
・これで仕事、人間関係、お金、全てがうまくいく」

どれも響くメッセージですよね。

目に入った本が自分に必要だと思ってしまうのは、

出版社の編集者やコピーライターが、試行錯誤で時間を掛けて

とにかく目立つ魅力的なキャッチコピー(=本の表紙のタイトル)が

存分に使われているからで、

あくまでも、自分にとって有益な情報が本の内容に書かれているとは限らないからです。

キャッチコピーは、「お客さんに刺さるように工夫されたフレーズ」です。

主に、テレビCMや雑誌・新聞の広告欄、DM(ダイレクトメール)などで使われていて、

自己啓発本の表紙にも、読者の心に響くような工夫が多々されているという事です。

2つ目は、

実は、成功者が書いた本は役に立たたないという事です、

成功者の本に書かれているのは、

著者の生き方の話だったり、自分の成功体験を本にまとめたものですよね。

その本に書いてあることって、

頭でなんとなく内容に共感してしまうことってありますよね。

しまいには、

「僕はこうして成功したから、あなたもこうするといいよ」

という『答え』が書かれていますよね。

何が言いたいのかって言うと、

その人が生きてきた中で得たモノなのに、

なぜか自分もすごく共感できてしまうから

「同じようにやれば、うまく行くかもしれない」

このように自分に必要な答えだと錯覚してしまいがちなんです。

そもそもその本の著者が、

どんな家庭環境・義務教育で育ってきたのか、

どんな性格・価値観を持っているのか、

実際やっている仕事内容、役職も、あなたと全く違いますよね。

本を読むとしても、自分と同じような性格で、

自分と同じようなスキルを持っている人のものでないと、成果には直結しないので、

成功者が書いた本というのは、

あなたにとって必要な情報ではない可能性が高いという事です。

3つ目は、

『著者と読者の間で目的のズレ』です。

自己啓発本って、あなたの生活が良くなったり、

自己成長できる知識が得られると思って手にする方が大半です。

果たして著者が、読者の人生が良くなるために、

成功例や生き方っていうのを本にしているとおもいますか?

それは『誤り』なんですね。

ちょっと残酷ではありますが、著者の目的というのは

自分が書いた自己啓発本を買ってもらって、読者に読んでもらう。

そして、「すごい勉強になった!」とか「すごい感動しました!」と感じて貰って

その読者を最終的には高額なセミナーであったり教材に勧誘するんですね

「自分の人生を、今よりも、良くしたい」とか

「もっと仕事ができるようになりたい!」この前向きな気持ちで本を手に取る

僕らのポジティブな想いを利用しているだけなんです。

著者は、実際に本を手に取ってくれる人が、

それを読んだだけでは生活だったりとか

行動が変えられない事が分かってる非常に賢い方なんですね、

だから、高額なセミナーや、教材にお金を払って貰うのを目的に、

読者に対して、

高揚感とか感動、やる気、根拠のない自信を与えるように本を作っている

この目的のズレがあるという事です、

なので、

1.本の中に、無料プレゼントの資料請求ができるハガキが挟まっている。

2.本の中で、著者のセミナー、教材などの告知をしている

こんな本は、

あなたにとっての”良書”になる可能性は低いというのは当然のことなのです。

明日から実践できる究極のリサーチ法

3つの思い込みを理解した上で、どのようにすれば自分にとって必要な本と出会えるのか。

そのリサーチ法をステップ順にご紹介します。

1STEP:本を読む目的を明確にする

2STEP:目的に沿った本を手に取る為に著者のプロフィールを確認する

3STEP:次に目次を確認して自分に必要だと思う部分があるか確認をする。

1STEPから順に説明していきます。

1STEPの『本を読む目的を明確にする』

これは、「なんでこの本を読むのか?」

この筋道が明確になっていないと、

知識を実生活に生かす所までは辿りつけないからです。

本なので罪悪感を持たず、気軽に手に取れますし、

読んでいる間は「勉強している」という錯覚を起こす危険性があります。

なので

話し方に問題を感じて居るならベストセラーの「伝え方が9割」とか

就職に有利なスキルが欲しければ、例えば「プログラミング入門!」とか

もし、目的が漠然としている場合は

たとえば、

「どう変わりたいかわからないけど、とにかく今の自分が嫌だ」

「どんな能力が欲しいかはっきりしないけど、とりあえず上司に指摘されない様にしたい」このように目的が少し曖昧なら、

「自分を変える方法」

「上司に好かれる部下、嫌われる部下」

「上司に評価される方法」や「職場の人間関係」などで検索し、

それぞれの解決法を得られる本を選ぶと良いでしょう。

2STEP『目的に沿った本を手に取る為に著者のプロフィールを確認する』

何故かというと、

どんな著者であっても、プロフィール以上のことは本で語れないからです。

例えば、営業のセールストークについて調べたいとします

そこで、『凡人がトップ営業マンに激変する魔法のセールストーク』というタイトルを見つけたとします。

その著者がトップセールスマンの経験がなかったら怪しいという事です。

プロフィールに

「マーケティング・コンサルタント」と書いてあった場合、

マーケティングを駆使して成果を上げた方法しか本に書けないのです。

そして、その魔法のセールストークの内容も、

実践でつちかわれた最先端の営業テクニックというよりは、

営業の全体像や総論などについて書かれた本である可能性が高いです。

ということは?

もしあなたが、

実践バリバリのトップセールスマンだったとしたら、

マーケティングに詳しい方が書いた本を読んでも、

役に立たないだろうということがわかります。

それよりも、現役のセールスマンが書いた本の方が、

最先端の営業テクニックが書いてあるので有益です。

3STEP:目次を確認して自分に必要だと思う部分があるか確認する

なぜ、目次が良書を確認できるリサーチ法なのか。

それは、目次は本の流れを省略化させた案内図みたいなものなので、誤魔化しようがなく、

それに目次を見ると著者がどういう展開で本を書いているかが分かるため、

どんな内容なのかが何となくではありますが理解できるからです。

そもそも、皆

「全部読まないともったいない」と思うわけです。

だから読む必要がなくても読んでしまうと。

しかし、これってもっともったいないよね。

って話なんです。

どうせ使わんなら読む必要もない。

だから僕は本を読むときって、

まずは、目次を見る。

そんで、ぱらぱらっとまず本をめくって、

その本の気になるところだけを読みます。

そうすると、

何箇所か大事な場所が出てくると思うんですけど、

その辺は僕は写メを撮って、

iPhoneで復習します。(これはリサーチ中ではなく、購入後にして下さいね笑)

こんな感じで知識強化してます。

これやると、

知識が増えるので、単純に喋るのも得意になるし、

自信が増えるし、当然文章も上手になります。

まとめると、

人間が無意識に従ってしまう

「全部読まないともったいない精神」から逃れて、

どんどん断捨離しましょう。

気になるところ以外は読まなくていいんです。

自分が身に付けたい知識が書かれている箇所だけをチェックしてみて下さい。

という事で、STEP1~STEP3のまとめとして、

本を購入する前には、「私はこの本から、◯◯を得る!」と目的を決めた上で、

著者プロフィール・目次を読み、

あなたにとっての良書をリサーチしてみることをオススメします!

本からの学びや知識に留まらず、確実に行動ができる投資先を変えることができる、

その過程を下記の記事ではお話しています。

ぜひ読んでみて下さい。

“自己啓発を学ばない勇気”を持ったら、 投資先が変わって借金まみれ生活から抜け出し、 お金も時間もメンタル面も楽になって マズローの5大欲求の「自己実現」ができてしまった物語

 

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