頭の言葉がパッと出てこない。
言葉にできないのがツラい。
社会人になると会議・商談・プレゼン・企画書で考えをまとめる機会というには多くなりますよね。
誰しも一度は考えが「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」と悩んだことはないでしょうか。
僕自身も伝えたいことを分かりやすく相手に伝えることがとても苦手でした。
今回はですね、
「博報堂スピーチライターが教える5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本」を読んで、実際に実践した上での学びをお伝えしていきます。
本書で伝えている内容の押さえて箇所を理解した上で、取り組むことで「語彙力不足」や「表現力不足」から解放することできます。
そうなりたい方は、ぜひ最後まで見て行ってください。
本書で伝えている要点をご紹介
まず、本書で最も大切な4つの要点についてまとめてみました。
要点1
論理的に発想する(1)
1つの物事に対して「5つのWHY」を駆使することです。
・何で今の職場が合わない?→同年代の社員が少ないから
・同年代の社員が少ないと何がダメ?→価値観が合わないから
・なぜ価値観が合わないとダメ?→考え方が理解してもらえないから
・理解してもらえない事で何がダメ?→提案や企画が通らない載
このように「なぜ?」を5回繰り返すことで、物事を深く考えることができるようになります。
要点2
論理的に発想する(2)
1つの物事に対して「バックキャスト」でゴールを考えること。
バックキャストは、
目標となる未来を決めた上で、今やるべきことは何か?を考える未来起点の発想法です。
具体例として、
自分で亡くなった葬儀の時、友達にどのように思われたいのかを考えることで、「葬儀」という未来を想定した上で、じゃあ今の自分をどう生きるべきなのを考えることができるます。
この未来起点の発想法を使うことで、自分に足りないものが明確に見えやすくなるので伝えたい事に筋を通すことができるように。
ゴールを想定し伝えることも論理的な手法の一つになります。
要点3
相手が自発的に行動するようになる為には、頭の中に映像が浮かぶような「動詞」をたくさん入れて伝えることが効果的であるということ。
例えば、美味しいヨーグルトを相手に勧めたいと思ったとき、
と言われるよりも
おばあちゃんも「美味しいね」って笑顔になるから朝の食卓が見違えるように変わったの!
便通改善、ニキビや吹き出物などの肌荒れの改善の効果があるから試してみてね!
【after】のように表現した方が心が動かされませんか?
それはヨーグルトを食べると、どういう事が味わえるのかを想像できるような「動詞」を増やすことで、頭の中に映像が浮かび上がるからです、
映像が浮かび上がってくることによって、人は心を動かせるようになります。
要点4
実体験やプライベート話を10個用意しておくと、
話題に困ることなく、相手の興味を引いて話ができます。
それは人は他人の知らないエピソードが好きだからです。
苦労した話だったり、失敗や挫折を乗り越えた話はつい気になっちゃいますよね。
以上が本書で述べられている、4つの要点です。
言葉にできないコンプレックスはSNSでの発信さえも阻害する
僕は普段、情報発信の一貫として、Twitterでつぶやくことがあるのですが、
たったの140文字を考えて作るのさえ、1時間とか平気で掛かってしまいました。
言葉に書き出そうすればするほど、何を書けば良いか分からなくなって
頭が真っ白になる状況に、
「なんでこんな簡単な事さえも思いつかないんだ…」と自分を責め、ひどく落ち込んでしまうことばかりでした。
そんな僕に転機が訪れました。
仕事でとある「頭痛のプロジェクト」を始めたときでした。
過去に会社員として不動産営業をしている時に、世界三大激痛の1つとも言われている、
「群発頭痛」という病を患った過去をTwitterの140文字に起こす時がありました。
上司には「普通の頭痛でしょ?」と理解がされない状況に苦しむ毎日。
そんなツラい想いを伝えられない出来事が積み重なり、退職をしてしまうことがあったのです。
その時に本書の要点の1と4を駆使しながら、
・当時はどういう心境だったのか?
・辞めるまでに至った1番の問題点って何だったの?
・なんで理解して貰えなかったの?
上記の質問を自分に問いかけるだけでも、1時間になんと10個のツイートを書くまでに成長したのです。
気づけば、一日で100個ぐらいならスラスラと出せるようになったんですね。
なぜすんなりと伝えることが出来るようになったのか?
それは
「1つの物事に対して「5つのWHY」を使う」
これを当時の辛かった実体験を「なぜ?」に絡めて、自分に対して問いかけが出来るようになったからです。
それ以降、話題を作ることだったり、
伝えたいことが出てこないという問題にぶち当たることがなく文字を書き出すことができるようになりました。
「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」根本の問題は”要点の欠如”だった
いざ、要点を元に取り掛かってみようと思い考え始めて見ても、
「やっぱり出てこないじゃないか」
なかなか、最初で詰まってしまう方もいると思うんですよね。
実は僕もそうだったんですね。
本書の知識を実践の場で、生かせる様になるまで数か月かかりました。。
その理由は、自分の中で何かを伝えるときに『要点』がないから手が止まってしまうんですね。
要点というのは、伝えたい物事に対して大切な箇所のことを言います。
例えば「頭が痛い」と思ったときに、
【要点①】「どうしようと思ったの?」→頭痛薬を飲んだ
【要点②】「どう言うことを実際にした?」→病院に行ってMRIを撮って貰った
【要点③】「全てを通して何が言いたい?」→頭痛薬を飲んでもMRIを撮っても原因が分からない病気がある。
何か文字を書き出す時だったり、相手に何か伝えようとするときに、すぐに手を動かそうとするのではなくて、
上記のような『要点』を最初に設けるだけで、
「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」を解消することができるのです。
効率よく作業することができるようになります。
ぜひ参考にしてみてください。
✓自分の気持ちをまとめられる様になりたい
✓社内のプレゼンに対しても抵抗することなく率先して出来るようになりたい
✓自分の表現力をもっと鍛えたい
一刻も早く、上記のスキルを身につけたいという方に向けて、
SNSの情報発信や会議・商談・プレゼン・企画書など色々なケース応用が出来るようになれる要点の出し方についてアドバイスを無料を行ってます。
今はリモート生活で自由気ままに生きているので、返信は早くできると思います。
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