それは、5歳の時の話です。
血だらけになって殴り合う両親を、一生忘れません。
人には言えないコンプレックスはありますか。
ちなみに、僕はありました…
・引っ込み事案
・陰キャでコミュ障
・目つきが悪くて、人から怖がられる
・何をするにも要領が悪く、他の人が難なくできる作業も時間が掛かってしまう
タイトルにもある通り、
5歳のときに見た、”血だらけの光景”
これが、上記のコンプレックスを引き起こした1つの要因であると言っても
過言ではありません。
そんな自分自身が大嫌いでしたし、
本当の自分を出せないもどかしさにずっと悩まされてきました。
コンプレックスって、中々人には相談できないので苦しい気持ちになりますよね。
このように、人はみな過去の体験からコンプレックスが形成されます。
しかし、コンプレックス自体は悪いものでは無いんですね。
大切にすればするほど、味が出てくるスルメのような存在なのです。
今日はそんなお話をしていきます。
コンプレックスが出来るのは、脳のデータがプログラム化されているから
コンプレックスというものは、脳と密接に関係しているのですが、
人間の脳は、
言葉・行動・経験に触れることで、プログラムされるようになっています。
パソコンとか電子辞書みたいな感じでデータ化されて行きます。
特に基礎の部分というのは、
幼少期に強く影響を受けた人や”体験”から得られる
感情表現・発言する言葉・行動によって決まってしまいます。
例えば、傷つきやすいという人の中には
✅幼少期に、親の喧嘩が絶えなかったなどで家庭環境が良くなかったり、
✅両親から十分に愛されなかったり、暴力を振るわれたり、
✅人間関係のトラブルを経験していたり、
上記のような過去を持っていらっしゃる方も多いと思います。
人の脳は、強くインプットされた情報に沿って
考えるようになっています。
もし、今まで生きてきた環境で、
ネガティブ思考の人が近くに居たり、
そういった感情表現や行動をする影響力の強い人から受け続けてきた情報というのは、
自分をネガティブ思考へと導いてしまいます。
長期間、触れて続けたものに身体は従ってしまう性質があるので、
環境がそうさせているのです。
ただ、このコンプレックスが形成されることで、
同時に、”強み”にもなり得るのです。
具体例を上げた方が分かり易いと思うので、
思い切って僕の過去をさらけ出して行きます。
相手に心の壁を作ってしまう価値観が形成された幼少期
物心ついた頃には、両親が毎日のように怒鳴り合いです。
母:「夜中に帰宅するのやめてって言ったでしょ」
父:「関係ないだろ」
「こんなまずい飯食えるか」とちゃぶ台をひっくり返す父。
「もう二度と作らないから」と負けじと言い返す母。
しまいに父は、
「誰が稼いだ金だと思っているんだ。」とさらにブチ切れる。
殴り蹴り、
「ガシャン」とガラスが割れる、
「ドンッ」と壁に穴があく、
血まみれになった母親が、泣き崩れるのを目の当たりにしてしまいます。
僕は耳をふさぎ、声を殺して泣くしかありませんでした。
心臓が締め付けられる感覚、
手の震え、
そしてガクガクと、足の震えも止まりません。
そんな光景を目にして怯える毎日を過ごした結果、
いつも元気で無邪気な、やんちゃ少年が、
感情を表に出せない人間になるのです。
心で思っていることを上手に表現できなくなってしまいます。
友達からはしょっちゅう指摘されるようになります。
「この前まではしゃいでうるさかったのに急にどうしたの」
「なんかノリ悪くなったよなー」
「最近すごい無愛想だよね」
すごく傷つきました。
大きな声とか、嫌味を言われると、すぐ恐怖を感じるし、
ちょっとしたことで傷ついてしまう事にコンプレックスを感じてしまいます。
ですが、この経験をしたからこそ、
強い感受性と共感力を持っているということも意味するんです。
傷つきやすい人は、自分が傷ついた分、他の人の苦しみに対しても
深く理解・共感し、気持ちに寄り添うことができます。
傷つきやすいと感じる方には、
苦しさに耐えた強さと感受性・共感力も養われるのです。
という事は、コンプレックスは強みでもあり、
自分にとっての強力な武器になるんですね。
しかし、中々コンプレックスに対して価値がある思えない方もいると思います。
その解消法をお伝えしますね。
自分に価値を見出せるたった1つの方法
それは色んな小さなことに味見をして、自分を知ることに尽きます。
食べ物を味見する感覚で、色んな物事に手を付けるということです
そうやって、いろんな物事を体験していくことで、
どうすればこのコンプレックスを”強み”として活用できるのかが
段々と、認識できるようになっていくからです。
”ゲームキャラクター”を使う感覚と一緒です。
スマブラ、マリオカートには、
1つのキャラクターにどういう特質があって、どういう事が得意で
どういうジャンルで適性が高いのかっていうのは、
使ってみないと分からないじゃないですか
いっぱいコマンド押して、技を出したりとか。
かの有名なソフトバンクグループの孫正義さんも、
膨大な数の味見をしてきたみたいです。
聞いたところによると、孫正義さんって交渉力が凄くあるみたいなんですね。
人に対しての熱量がえげつないほど、長けている。
普通の人だったら、断れたり、罵倒されたりしたら
途中で折れちゃいますよね。
孫さんは、「こうだ!!!」って思ったことは、
相手が納得するまでとことん行く。
もし、会社員だったら話が変わってしまいますよね。
上の指示に従わなかったら、
行動を制限させられたり、省かれたりしますよね。
孫正義っていう人間の中には、他人には無いいびつな形がありますよね。
これも、幼少期に形成されたものな訳です。
この交渉力を”強み”ではなく、”コンプレックス”として生きて行ったら
ぜんぜん使い物にならない人物になった可能性も大です。
孫さんは、味見をたくさんして、うまく自分のコンプレックスを活用できたから、
ソフトバンクグループここまで来れた訳です。
ゲームと全く一緒。攻略本って最初は分からないじゃないですか?
自分を攻略する、どういう風に使ったら自分はうまく使えるのかな?
それを見つける為には、まず味見をしなきゃいけません。
もしも、今
「何かにチャレンジしたい!!」
そう思ったら、とりあえず味見です。
今や、YouTuberブームで、
動画上げてみたいなと、思う方もきっと多いと思うんですけど
スマホで撮ってみて、アップロードしてみたら良いんですよね。
とりあえず、こんなコンプレックスを抱えて居るんだって話したら
あなたと同じコンプレックスを持った人達に共感される環境だって作れます。
僕自身、そうだったので。
コンプレックスは強みです。
色んな小さなことに味見をして、自分を知っていきましょう。
今回のような体験記をどんどん載せて行きますので、
気になる記事がありましたら、ぜひ覗いて見てください。
下記にどんどん更新していきます。
【第1話】 自己啓発を学ぶのは「逃げ道」だった
【第2話】 自己啓発にお金を使って 達成感や高揚感を得るのでお金使いすぎて借金393万円と膨れ上がるばかり
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