【第2話】自己啓発にお金を使って 達成感や高揚感を得るのでお金使いすぎて借金393万円と膨れ上がるばかり。

でも、なんとかなりました。

救われました。

頭の中では、いつも

「僕にはどうせ無理なんだ…」

「能力が低いから…」

「けどこのままではダメだ。もっと成長しなきゃ」

自己啓発を学べば変われるという価値感が、僕をどん底へと突き落としました。

それがたった1年間で変わったのです。

劣等感の塊だった僕が、今では人生を楽しんでます。

堂々と楽しんでます。

なぜこうなれたのか…

劣等感でいっぱいな根暗人間の末路

当時の僕は、”自分は何かが欠けた人間”なんだとばかり思っていました。

仕事でも、性格でも、コミュ力でも、

常に他人と比較し、

自分は劣った人間だと思い込み、自信が持てませんでした。

そんな自分が大嫌いだったんですね。

だから自分を変えたいと必死だったのです。

週末に本屋さんに行くと、

自己啓発書のブースに引き込まれるように歩いて行って

その平積みされている本を眺めながら、

「あ。これ読んだら自分変われそう。」心の中でそう呟き、

気がつけば、そういう心惹かれるタイトルの本を

1度に3~4冊も購入してしまいます。

そして、本屋さんの隣にあるスターバックスでコーヒー飲みながら、

買った本を読んでいたら、衝撃的な情報に出会ったんですね。

これは、アメリカの名門大学、イェール大学での調査です。

その学生にインタビューをしたところ、

3%の学生だけが目標を持ち、

97%の学生は目標を持っていませんでした。

当時の大学生の20年後を調査をすると、

3%の人たち全員の年収の合計は、

97%の人たち全員の年収の合計よりも多かったのです。

両者の収入格差が30倍以上になったのです。

このように、目標設定は人生を変えるのです!!!

「目標設定さえ出来れば、マジで人生変わっちゃうんだな」

このように、気づきがある瞬間ってすごいテンション上がるんですよね。

「よし!明日から本に書いてあるノウハウを試して、本当に変わってやるぞ!」

その時は本気でそう思うんですよ。

けど、読んで知識を得ても、

目標設定法を学び、紙に書き出し意識して過ごしても、

知識を得たことに満足するだけで、現実は何も変わっていませんでした。

目標設定の重要性に気づくことはできましたが、

一人では自分を変えられない問題にぶち当たっていました。

そんな時、僕の知人に目標設定とか学んでる話をしたのですが、

偶然にも、
 
「目標達成法を応用して、実生活を変えさせるコンサルしてる人を知ってるよ!」
 
「もし、必要だったら紹介してあげようか?」

と言われて即答でお願いして、

約1週間後に会う場を設けて貰いました。

出会って早々、その方が僕にこう語り始めるのです。

「TAKAさん、実はね。

”習慣の神様”とも呼ばれる野球のイチロー選手や、

今メジャーで大活躍している大谷翔平選手。

なぜここまで突き抜けた1流の選手になれたかって知ってる?

それは、9割の人が知らない

とある成功法則を、

イチロー選手、大谷翔平選手の

『指導者』がその成功法則を落とし込み、指導する事によって偉大な選手になっ
たんだ。

書店で販売されている、ビジネス書や自己啓発本。

たった1300円とかの本1冊で、自分の人生良くなるわけがないんだよ。

分かるかい?

それで自分を変えられた?

生活って良くなった?

変えられないから、きっと僕の話を聞きに来たんだよね。

そもそも、多くの著者が共通して本を出版する理由というのが

本の著者が開催する有料のセミナーに来てもらう事が目的だったり、

より詳細のことが学べる教材や商材を

購入して貰うことが本を出す一番の目的だったりするんだ。

だから、本を読んでも上手くいかない仕組みになっているんだよね。

望んだ理想像であったり、夢、目標を本当に叶えたいんだったら、

あなた自身が本当に、それらを現実化できる人になりたいのなら、

この世界の偉人500人が持つ成功のノウハウが詰まった

商材を購入する以外の選択肢はないと思いますよ!

どうされますか?」

 
 
 
 
 
「変わりたいです…」

心動かされた僕は無意識に言葉を発していました。

「これで、本当に変われるかもしれない…」

その商材に書かれていた言葉。

求め信じれば、それが何であれ必ず手に入れることが出来ます

この言葉を信じて、学び続けました。

今回は1人ではありません。

その商材を実生活に生かすための、プロのインストラクターが

24時間、常についています。

まさに、ライザップで専属のインストラクターに背中を押されて

どんどん痩せてマッチョになって、半年後にはCMの人みたいになってしまう。

そんな未来が僕にも待っているんだ。そんなイメージでした。

だからこそ、この環境で自分が大きく成長していける確信がありました。

けど、学んでも学んでも

自分が変わることはありませんでした。

「知識が足りないんだ…知識が足りないから変われないんだ…」

そんなことばかり言っていたら、

自己啓発に393万の借金を負った人間になってしまったのです。

給料の全てが、借金返済で消え、

手が回らなくなり始めると身体も精神も限界がきて、

気づいた時には生きることに苦しさを感じていました。

ただ目標を達成したかった。

少しだけでもいいから自信をつけたかった

とにかく経済的な不安から解放されたかった。

一度きりの人生、

一生戻ってくることはないであろうこの貴重な時間を、

ただ借金返済のための労働で過ぎ去っていくと思うと、

たまらない気持ちになります。

命が少しづつこぼれ落ちていくような気がしました。

人生の転機となったネットサーフィン

そんなある日、YouTubeでネットサーフィンをしていて、

インターネットビジネスを発信する「1人の男性」と出会います。

その方は、”雇われずに生きていく”ための情報を発信されている方でした。

ラインに登録すると、無料で情報が受け取れるみたいなので登録してみました。

すると、情報を受け取った人の感想は

『「生き方」を仕組み化することのメリットがわかりました』

『本質を突いていてこれからの時代を生きていく上で大変勉強になりました』

『取り組み始めた当初は、聞くだけで人生が変わりそう。そんなイメージでした!』

そう語っていた人達というのは、

「1人の男性」から学んで、個人の力をつけて利益を出せるようになっていくのです。

「なんだこの世界は…」

どうやら自己啓発とか、目標設定とか、そういう部分が問題ではなかったみたいです。

自分を変えかったり、人生を良くするためには

利益を生み出せる道具を持つ必要がありました。

自己啓発で知識を得ても、実益として何も生み出すことができないので、

利益を生み出せる道具を作り出すために

自分が今、持っている時間・お金・行動・環境を

利益を生み出せる道具を作り出すために、

投資先を変える必要があったのです。

僕がその、「一人の男性から」教わった

1個人にとって、リスクがなく、手っ取り早く利益を生み出せる道具というのが

使う時間を最小限に抑えて経済的自立を実現させる、ネット広告投資でした。

『1つの記事』もしくは『1つの動画』でそれが実現できてしまうとのこと。

具体的にどういう仕組みなのかと言うと

YouTubeやブログ、Instagram、Twitterなどの無料で使用できるSNSをつかって、

記事、動画を作ります。

その出来上がった記事や動画をインターネット広告に投資して、

利益を得るというものでした。

今までは、大企業が数億円を掛けないと出せなかった広告(テレビCM)が、

インターネットとスマホの普及によって、

これらの動画や記事をたったの数千円からできてしまいます。

この頃、お金がなかった僕は、1000円の広告費を投じてやったのは

成果報酬型のアフィリエイトです。

YouTubeやブログで情報を発信して、無料登録してもらって利益を出しました。

日々の仕事と並行しながら、コツコツと作業を続けました。

来る日来る日もパソコンの前でキーボードを叩きました。

4ヶ月後には、利益が28万円にもなりました。

環境の変化があまりにも急激すぎて、実感が追いつきませんでしたが、

借金返済に全力で当てていったおかげで助かりました。

ただ一方で、

借金総額393万円の状態からネット広告投資に出会わなかったら、

今頃どうなっていたのでしょう。

借入した時の金利は17.5%。

金利はどんどん膨れ上がり、取り返しのつかない状態になっていたと思います。

僕らが自己啓発を学ぶ理由とは

「自己啓発を学ぶことで、何か欲しいものってあるんですか?」

もし仮に、そう聞かれたら明確に答えられますか。

学んで、今すぐに何とかしたいことって何だと思いますか。

当時の僕は、言葉が詰まって答えられなかったんですけど、

それは、

経済的自立。要はお金であったり、

自信がついて、人間関係を良くしたいとか、

好きな恋人に、なんか好きなもの買ってあげたい。

会社の上司とか、ムカつく奴らをぎゃふんと言わせたい。

そんな明るい未来

を、求めていたんですね。

自己啓発に依存していた僕は、少なからずそうでした。

その中でも、最も近道になるのが『経済的自立』だったんです。

個人で得た利益で生活費ができる状態を作り出すことができれば

窮屈な思いをしながら、会社に頼らなくてもいいし、

好きな仕事を第一優先にして、転職できるし、

家でダラダラしていつもYouTube見ていられるし、

毎日、好きな料理を食べれるようにもなれる。

誕生日プレゼントを考えているとき、良さげな商品があっても、

値札を見て「これは高くて、買えないや」って思ったりとか、

Amazon見ながら「あと1000円ぐらい安いのないかな」って

気にする必要が、全く無くなるんですね。

そんな明るい未来を手に入れられると思って僕は自己啓発に300万を超える投資をしてきました。

「こいつクソ頭悪いじゃん」と思われても仕方ない事ですが、

恥ずかしいことに、

当時は、本当に人生変えられると思っていました。

でも、変化はゼロでした。

人生が良くなることに直結しませんでした。

じゃあ、何を学ぶかって言ったら、

ラーメンが好きな人はラーメンを学ばなきゃいけないんですよ。

お客さんをおいしい!また食べに来ますね!って言われるような、

道具を身に付けなきゃいけなかったんです。

自己啓発はそのラーメン屋さんを経営していく中で、

製麺・青果・従業員との間の人間関係を構築するとか、

ラーメンを利益を取りながらも、

どうやって業者さんとコミュニケーションを築き、

安価な値段で取引を成功させるとか

長期的にラーメン屋さんを経営する為には

どうしたら良いんだろう・・・という時に、考え方として必要なものだから。

自己啓発を学んで自信をつけたり、あがり症の克服とか断り力とかって、

モノがなかったら真面目に意味が無いんです。

だからビジネスを覚えていかなきゃ行けないんですよ!

あくまでも1例ですが、

1個人でも利益を生み出せる道具を一緒に身につけていきましょう!

詳細は長くなってしまいましたので、今後のストーリーでご紹介していきます。

【第1話】 自己啓発を学ぶのは「逃げ道」だった

【第3話】 血だらけの光景が、心の扉を完全に閉ざしました
 
【第4話】 世界一幸せな国フィジーで得た自分を変える教訓

【第5話】 資格取得=自己投資ではない!青春時代の1,500時間を犠牲に3年連続で宅建試験に落ちて絶望した話

【第6話】 「頭が痛い」と不治の病に7年以上苦しみ続けた僕が楽になれた訳

 

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