自己啓発を学んでいると正解があると思ってしまい、完璧主義に陥って何もできない

この先の想定ができなくて不安です。

だから、完璧に理解してからやろう。

このように、何ごとにもついつい「100点」を目指していませんか?

そのせいで仕事が終わるのが遅くなってしまったり、

いちいち「LINEの返信をどう送ろうか?」それだけに時間がかかって疲れたり、

今やったら中途半端になっちゃうから、後回しにして時間ができたら一気にやってしまう。

上記は全て、完璧主義の方が陥る考え方なんですね。

今回は、そんな完璧主義で思うように動けない方に向けて

明日から、一歩前進して行動を積み上げて行けるための情報を発信して行きます。

必要だと感じた方は、ぜひ最後まで読んでみて下さい!

日本に蔓延する「完璧主義」の弊害

100%を求めてしまうけど、本当は行動したい。

だけど一歩が踏み出せない。

そう心当たりのある方もいるのではないでしょうか?

実はそれは、日本人全体的に言える事なのです、

この図は「社員の意欲に関する各国比較のデータ」なのですが、

「意欲に溢れた社員」が

アメリカが31%に対し、日本は6%と大きく開きが出ています。

ここまで差が開いてしまう問題というのは2点あります。

1つ目は教育

僕たちは義務教育の時から完璧主義にさせてしまう価値観を植え付けられてきました。

学生時代、授業中にせっかく手を挙げて発言したのに、

間違ったら先生に怒られたり、クラスのみんなからは、

笑われる光景を見た事ってありませんか?

こういった経験をして大人になると、

「失敗=悪」みたいな価値観になって、

いつの間にか行動できなくなってしまいます。

2つ目は、主体性の欠如です、

グラフを見てお分かりの通り

熱意にあふれた社員の比率が一番低いのは

そもそも日本が評価制度に年功序列が重要視されている点です。

年功序列は「成果」よりも経験や年齢を重んじて給与が支払われる意味ですが、

言い方を変えると「やっても、やらなくても給料はあまり変わらない」

この風潮が消えないのが主体性の欠如を引き起こしています。

ご存じの通り、アメリカは貧困の格差が大きく、

稼げる人と稼げない人のギャップが大きくなっていますが、

これもキャリアや年齢ではなく、能力で人が評価されるという事によって生まれています。

なので、自分の給料を上げたければ、

率先して自分投資をしたり、勉強をし続けて、

自分の価値を上げ続けていく必要があるわけです。

日本でも自己啓発の書籍が売れているという事は、

1個人のスキルを高めて行かなきゃいけない事に対して、問題意識がある方がいるという事も増えてきています。

それで自己啓発の書籍を手に取るが、行動に移したり、変化・成長が出来ないのは、

完璧主義思考と主体性に欠けたこの2つが邪魔をしているという事です。

完璧主義という檻に閉じ込められた過去

僕自身かなりの完璧主義者だったのです。

「分からないのが不安だから、完璧に分かってからやろう。」

何から何まで、こう考えていました。

仕事で資料を作成するとき、

学生時代のテスト勉強も、

友人とドライブをする時だって、下手と思われたくないから、前日には何回もバックの練習しました。

友人に料理を作る時も、事前に何度も手際よく作る為のシュミレーションさえもしました。

あたかもいつもこの様に作ってますよ。みたいな感じでですね。

そんな毎日を過ごすのが苦痛で仕方なかったです。

要は全てがしっかりそろった状態になって、満足してからじゃないと行動が出来なくなっていました。

僕の場合、自分が最善を尽くせず、結果が悪いと嫌な落ち込みます。

「完璧に準備しておけば、こんな結果にはならなかったはずなのに。」

そうやって後悔するのを恐れるために、「全部やってから」と思うんです。

心に余裕があるときは、大らかでいられる気はするのですが。

変則的な事が起き、上手く行かないと、恐怖心で消極的になってしまったり、

「こんなんだから、自分はダメなんだ」と異様に落ち込んで、

「誰も分かってくれないんだ…」とネガティブ思考に陥り、

他の作業をしていても、

そのことに対しいつまでも、こだわり過ぎてしまいます。

ここから抜け出せないのは、ある原因がありました。

細部までこだわってしまう完璧主義思考の原因とは

それは、高い理想や高い目標を求めて行動するからには、

「完成度の高いものを作り上げなくてはいけない」という思考になるのが原因です。

この思考になる人っていうのは、無意識にでも失敗を恐れているところがあるので、

何かを始める前の準備に時間がかかり、なかなか手に付けられません。

例え、始めることが出来ても、1つの部分に多くの時間をかけて作業をしたり、途中でつまづいてしまうと自分には合っていない等、こじつけをして

完璧にできないのであれば、最初からやらない方が良いと考えがちです。

具体的な例として、

「彼女を作る」と言っているけど、なかなか行動しない

「転職する」と言っているけど、なかなか行動しない

「起業する」と言っているけど、なかなか行動しない

この様に、つまづいて他の事に手を付けるまでは

1つの事に執着し頑張り、ずっと準備している。

それ自体が日常化してしまうんです。僕もそうだったのですが、

そもそもこの状態に当てはまっている事すら自覚できない人が多いです。

「今の自分は歩みが止まっていないだろうか?」と自問自答することが大切なのですが、

どんな状況下においても行動へと移す事ができるポイントをお伝えします。

すぐ行動に移せて成功につなげる方法

それは、1%の力だけやるだけです

あなたの全力が100%だったとしたら、1%の力だけでやることがポイントです。

プールで水泳の練習を例にしたとすると、最初は1%でいいんです

とりあえず、水に入ってみる。それだけ。

犬かきとか、歩くことさえもしない。

水の中に入れたらそれで終わり。

だから「やらなきゃいけない」と完璧主義になんて考えなくていいです。

「え!?コレ簡単すぎて、やる意味ないでしょ!?」

このぐらいのレベルにして下さい。

そしたら「ここまではやらなきゃいけない」っていう義務感には襲われません。

「こんなんで大丈夫ですか?」と心配になるぐらいでいい。

そんな自分を許してあげて下さい。

実際に動いて、プールの中に入ってしまったら、

「あ、もうちょっとできるかも」って誰しも思うんですよ

でも、そこで辞めて下さい。

「もうちょっとできるな」ってところで自分を許して、辞めてあげて下さい。

そうしたら、また明日もやりたくなるんです。

1%の力だけでいいんです。

この1%の力があなたを本当に変えて行くんです。

この表のように、

何もせず、現状維持のままだったら1年後の今日も

今のままなんです。何も変わっていないんです。

ただ、毎日1%の力で、

水に入っていくぐらいの、ほんの小さなことを積み重ねるだけで、

37倍も変わった自分になることができる!これって大きな変化ですよね、

お金だって、稼ぐ為の行動をしていれば、

1年後には、自然と資金を増やすマインド・ノウハウが体に染みつくので、稼げる様になりますし、

水泳だって、毎日1%の力で続けてさえ行けば、

1年後にはクロール、バタフライが普通に泳げるようになる。

この1%の力でやる事が、

1年後のあなたにとって、確実にあなたにとっての資産になっているんですね

そもそも大企業の社長になんてなる必要なんか無いんです。

1流のスポーツ選手になる必要もありません。

1%の力でやっていく自分を許し、動いていく。

これが着実に、成功へと前進していく為の方法です。

ただ、完璧主義は直ぐには改善されません。

だからこそ、何かにチャレンジするときは、10点でいいんです。

5点でもいい、1点でもいいんです。

まずは、80点とか90点を目指してしまっている自分自身に気づくこと。

そしたら一度作業を止めて、手を止めて基準値を下げてみる。

「完成度は、10点でいいんですよ、5点でもいいんだ」

そう自分に言い聞かせて、とりあえず出していきましょう!

無反応に思われてもいいから。

それがまた経験にもなり、人生の糧にもなります!

ぜひ一緒に、完璧主義にならずにアウトプットしていきましょうね!

完璧主義になって何もできなかった僕が、

確実に行動ができる投資先を変えることができた過程について、

下記の記事では公開してます。ぜひ読んでみて下さい。

“自己啓発を学ばない勇気”を持ったら、 投資先が変わって借金まみれ生活から抜け出し、 お金も時間もメンタル面も楽になって マズローの5大欲求の「自己実現」ができてしまった物語

 

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