【第6話】「頭が痛い」と不治の病に7年以上苦しみ続けた僕が楽になれた訳

「このまま、死ぬかも」

突如、右目の裏側をえぐられるような痛みが襲い掛かり、

気が遠くなっていく瞬間に感じたのを、今でも忘れません。

一体、なにがあったというのか。
 
 
 
 
 
 

それは、2014年9月のことでした。

早朝、激しい頭痛と共に目を覚ましました。

布団の上でバタバタと、もがき苦しんで、

うめき声をあげながら、右目から大量の涙がダラダラと流れてきました。

「救急車呼ばなきゃ!!!!」

その場に居た母親が、パニックになるほどです。

原因不明で、治療法がない謎の頭痛と、約7年間付き合うことになるのです。

そんな地獄の毎日から、やっと解放されたのです。

日本人の4人に1人が頭痛持ちということで、

僕の記事を読んでいる方の中にも、頭痛持ちの方も居るんじゃないかなと思って今回お話することにしました。

不治の病である頭痛に苦しんできた僕が

なぜ、楽になる生活を送れるようになったのか。

改善に至るまでの過程と、実際に何をしてきたのかまで、

細かくお伝えして行きたいと思います。

突然訪れた地獄の苦しみ。その名は”群発頭痛”

当時大学3年生だった僕は、

激しい頭痛で立つこともできない状況の中、

母親に連れられ、

脳神経外科に行き、MRIを受けました。

その結果は…
 
 
 
 

なんと、「異常なし」

くも膜下出血や、心筋梗塞ではなかった事にホッとはしたものの、

原因が分からない事に不安だらけでした。

当時、唯一効くであろうとされた薬が

偏頭痛専用の”イミグラン”で、

それを、飲んで様子を見ることになりましたが…

その薬は全く効果がなかったのです。

激しい頭痛が1~2時間ほど続き、

痛みが落ち着いた3時間後には、また同じような痛みが繰り返され、

「もう死んだ方がラク」

こうとまで考え出してしまいます。

病状が一向に引かないので、今度は頭痛外来がある病院へ向かいます。

その専門医に病状を訴えました。

再度調べたMRIには、異常は無し。

すると、その医師からは「群発頭痛」という病名を告げられたのです。

その病は、

心筋梗塞・尿路結石・群発頭痛

世界3大激痛という、強烈な痛みを伴う病気のトップ3にランクインする病でした。

ある決まった期間だけ、発作が訪れるのを群発期と呼び、

そこから”群発頭痛”と名付けられたそうです。

『人類最悪の痛み』『自殺頭痛』などと表現されるほどの激烈な痛みを伴う病です。

現代日本は「4人に1人」が頭痛持ちがいる中で、

その中でも群発頭痛は「1,000人~10,000人に1人」が発症しているという、

非常に稀な痛みであるとのこと。

・立って居られないほどの痛み

・音にも敏感になり、即耳栓

・目に入ってくる、光さえも痛みを悪化させるので、昼間でもカーテンを閉める生活

・痛みの頂点を超え吐き気が襲い、トイレで嘔吐

本当に地獄の毎日でした。

お医者さんさえも、「原因が分からない」

そう言われていたので、何か良い解消法はないのかと、

・鍼灸院で針の治療に通ったり

・誘発原因である、アルコールの摂取を止めたり

色々と試してみましたが、1ミリも改善はされませんでした。

そんな時に、紹介して貰った

『【図解】病気にならない生き方』という本を読んで、

おおよそ当たりがつきました。

人間を病気へと導く”存在”とは

それは、

”消化”です。

日々の食べ物を消化して行く積み重ねが

頭痛の原因だったという事です。

病気も、老いも、疲れさえも

全ては”消化負担の生活習慣”から来ているとのことでした。

何故、消化が頭痛に関係するのかというと、

体の中には、「エンザイム」という酵素があるのですが、

このエンザイムは、食事、水分補給、運動、休養、睡眠、精神状態、のあらゆる場面で

健康に生きるための”重要な役割”を果たしているのですが、

お酒やたばこ、コーヒー、お菓子といった嗜好品、

出来合いの料理に含まれる、たくさんの”食品添加物”を摂取し、

それらが体の中に入り”消化”を繰り返すことで、

かなりのエンザイムを消耗し、頭痛という症状が現れた可能性が大です。

日本人一人が、だいたい1日100種類19gの添加物を食べています。

これは、1年で約7㎏もの添加物を食べている計算になります。

ご飯にすると、お茶碗60杯程の量です。

食品添加物や着色料、香料以外は、

形や量や味があるわけではないので、見た目はもちろん、食べても気づきません。

だから、私たちは危機感を持ちにくいのです。

全てを避けることは難しいですか、

僕が今実践して群発頭痛の改善に大きく役立っている4つのポイントをお伝えしていきます。

頭痛を根本から消す4つの方法

それは以下の4つです。

①食べ物を食べる時は1口50〜70回噛むこと

②豆類や海藻・キノコ類の植物性たんぱく質とること

③市販のお水を1日最低2リットルは飲む

④可能な食材はできるだけ生で食す(生もの=エンザイムの宝庫)

1つ目、食べ物を食べる時は1口50〜70回噛むことです。
なぜなら、嚙む回数を増やす事で、

胃腸で消化や吸収に使うエンザイムの量を少なく済ませられるからです。

エンザイムの量の消耗を防ぐだけではなく、

よく噛むことで、脳の記憶をつかさどる『海馬』が、

活性化される事が調査結果で明らかになっています。

以下を見て頂きたいのですが、

年配の方に2分間、ガムを噛んだ前後の脳の状況をデータ化されたものですが、

記憶に重要な部分である、脳の『海馬』が、

ガムを噛む前と比べて、1.4倍~3倍、脳が活性化された結果が出ました。

しかし、かむ回数が少なくなってしまうと、

実際に愛知県内に住む35~69歳の成人(男性3,737人、女性1,005人)を対象とした、調査の結果では、

よく噛まずに、速く食べてしまう人ほど、現在のBMIが高い傾向にあることが分かっています。

かむ回数を増やすことで、BMIを減らすきっかけにもつながります。

2つ目の方法は、

豆類や海藻・キノコ類の植物性たんぱく質とること。

実はほとんどの人が、

動物性たんぱく質(肉、魚、牛乳、チーズ、卵)から、

たんぱく質を摂取しています。

これが何を意味するかというと、

タンパク質の摂りすぎてしまっているという事です。

その上、動物性タンパク質は、とりすぎると胃や腸で分解・吸収がしきれず、

腸内で腐敗し、大量の毒素を作り出してしまいます。

その毒素を解毒するために、腸内や肝臓で大量のエンザイムが消費されてしまいます。

タンパク質の1日必要量は、

体重1kgにあたり1g(体重60kg=タンパク質60g)なのですが、

タンパク質は豆類や海藻・キノコ類の植物性たんぱく質からも十分に取れるんですね。

植物性たんぱく質が摂れる豆類や海藻・キノコ類
・大豆水煮缶1個(たんぱく質:約12.9g)
・納豆1パック(タンパク質:約6.6g~8.3g)
・ひじき100g(たんぱく質:9.2g)
・きくらげ(黒)100g(たんぱく質:7.9g)

一例ですが、胃腸の負担を考えると、

植物性たんぱく質:動物性たんぱく質=85:15の割合で摂ることが、

理想の割合です。

好きな、お肉・魚を摂りつつも、植物性タンパク質も取り込んでいきたい所です。

3つ目は、市販のお水を1日最低2リットルは飲むことです。

それは、市販で売っている様な水以外は、

余計なものが溶け込んだ水溶液でしかないからです。

水道水もNGです。清涼飲料水は当然のことです。(「いろはす」もNGです)

なぜならば、体に必要な『水』を取り出す為には、

体内に入った水溶液をろ過をする必要があるので、

そのろ過をする作業自体が、エンザイムの消耗に繋がってしまうためです。

4つ目は、可能な食材はできるだけ生で食すこと(生もの=エンザイムの宝庫)

エンザイムを多く含む食べ物=生きている食べ物(生もの)だからです。

というのも、エンザイムという酵素は熱に弱く、

48度から115度で死滅してしまいます。

ですので、例えお肉であっても、レアに近い状態で食べたり、

野菜でも、果物でも、生で食べる事が重要です。

補足として、特にフルーツには飛び抜けて、

多くのエンザイムが入っているみたいなので、積極的に摂取していくと良いとの事。

①~④の中でも、④の実践続けてきた人の実例を見てみましょう。

生ものを食す食事法を”ローフード”という言葉で言われているのですが、

あらゆる食事法、計6種類取り上げられた実際の効果を実感した人のデータです。

ローフードは、

・仕事や日常生活のパフォーマンス

・睡眠の質

この2つの項目においては、6種類の食事法の中でも効果を感じる方が、

実践者の約2割(18.9%)と1番高い食事療法という結果になりました。

また、ローフードを生活に取り入れた方の声の中には、

毎日続けることで、

体が軽くなり

朝の目覚めも良くなり

今までの不調がウソのように改善されました。

このようにお話されている方もいらっしゃいます。

ローフードをすると、疲れにくく、体が軽くなる以外にも

上記の図の中にも効果が発揮された

・ダイエット効果

・美容効果(肌の若返り)

その他にも

・不安感が安らぐ

・免疫力の向上など

エンザイムを消耗させない食生活をする事で、こんなにもメリットがあふれています。

次は、特に重要なのですが、

③の市販のお水を1日最低2リットルは飲むことです。

エンザイムの消耗防止もそうなのですが、

大前提として、私たちの体はその7割が水分で構成されているからです。

水分の摂取を怠るだけで、

栄養や酸素がうまく運ばれなくなり、

老廃物がどんどん溜まって、

血流が悪くなり、

代謝が落ち、

よって体調不良になったり、頭痛だけではなく病を起こす可能性が大です。

そうしない為にも、”良い水”を飲まなければいけません。

そもそも水は、3つに分類することができます。

〇①ナチュラルミネラルウォーター:無添加の天然水を加熱殺菌したもの
✖②ミネラルウォーター;水に添加物を入れても問題ない
✖③ボトルドウォーター:水道水などに添加物を入れても良い

良い水=ナチュラルミネラルウォーターの事で、

実際に、スーパーやドラックストアで100円未満で販売されているお水も、

ナチュラルミネラルウォーターは置いてあります。

ラベルの裏の表記をしっかり見た上で購入をしてみましょう。

 

エンザイムの消耗を抑える上では、摂取目標が2Lです。

ぜひこの機会に1日2Lを飲む意識を持ってみてはいかがでしょうか。

一気に飲むのはNGです。

それは、水は飲み貯めができないからです。

効果的な飲み方としては、

・こまめに

・ゆっくりと

・少しずつ

この3つがポイントです。

実際にいつも使うコップの入る容量を計算して置いて、

コップ1杯(約200ml)を目安に、

1日10回程度に分けて飲むことを心がけましょう。

僕自身は、水筒2本(1000ml)は仕事場に持参し、

朝食と出勤までに1本(500ml)、夕食と寝る前までに1本(500ml)と

4つに区切り、1本もマメに飲む癖を付けることで、

1日2リットルは難なく、飲める様になりました!

お水を飲むという行動は、少なからず日常的に行っていますし、

明日から、お買い物のついでに1本買うところから、

気軽に、試すことが出来ますよね。

今回を機に、頭痛を根本から消す第一歩として

ナチュラルミネラルウォーターを1日に2L飲む。

是非、これだけでも試してみて下さい! 

今回のような体験記をどんどん載せて行きますので、

気になる記事がありましたら、ぜひ覗いて見てください!

下記に更新していきます。

【第1話】 自己啓発を学ぶのは「逃げ道」だった
 
【第2話】 自己啓発にお金を使って 達成感や高揚感を得るのでお金使いすぎて借金393万円と膨れ上がるばかり
 
【第3話】 血だらけの光景が、心の扉を完全に閉ざしました
 
【第4話】 世界一幸せな国フィジーで得た自分を変える教訓

【第5話】 資格取得=自己投資ではない!青春時代の1,500時間を犠牲に3年連続で宅建試験に落ちて絶望した話

 

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