「私はこれから、一体どうすれば良いのだろうか」
「結局、何がしたいのか分からない状況が苦しい」
毎日の生活のなかで、ふと壁にぶち当たったときだったり
生き詰まったときに、そう思うことってありますよね。
ただ、ひとりで考え込んでも、そう簡単には問題は解決しないものです。
僕自身この悩みに焦り、
そして、一人で抱える事しかできずにずっと苦しんできました。
そんな僕が、あるタイミングでこの何がしたいかわからない状況からの脱出法を、
身に付けて、心が軽やかに救われた経験をしたのでくわしく解説していきます
・生きてて楽しくないなーとか
・なんの為に生きているんだろうか
・流されて生きてきて人生諦めモード
・やろうとしたことは何をやってもうまくいかない
そんな人にとっては変われる分岐点になるような、
そんな価値あるお話だと自負しているので、是非最後までご覧ください!
自己啓発に依存してしまった6年間、焦りの毎日だった
僕は自分は何かが欠けた人間なんだとばかり、ずっと思ってきました。
仕事とか、性格、何ごと関しても他人と比較してしまい、
劣等感を強く感じる人間でした。そんな自分が大嫌いだったんですね。
都度、何をしていけばいいのか、
どうすれば心が満たされるのかが分からず
漠然とした状態でも、本を読んでいたら明確になるんじゃないか。
当時は、そう思い込んでいました。
「君たちはどう生きるか」
「100年時代の人生戦略」
「キャリア未来地図」の描き方」
「未来の働き方を考えよう」
こういう本を読んでいれば、本のタイトルのように、
これから生き抜く指標を僕に与えてくれるんじゃないか、
そういう気にさせてくれて、自己啓発本を100冊以上読んできました
社会人になる前の大学生の頃からそういう本が大好きだったんです。
ちょうど週末に本屋さんに行って、
自己啓発書、ビジネス書のブースに引き込まれるように
向かい、その平積みされている本を眺めながら、
「あ、これ読んだら、自分変われそう。」みたいな
そういう心惹かれるタイトルの本を1度に3、4冊も買って、
そのいつも行く本屋さんの隣にスターバックスがあったんですけど
そこでコーヒーのみながら本読んで、
「これは、変わっちゃうだろうな」みたいな予感にさせて
やっぱり読んでる瞬間って一時的にテンション上がるんですよね。
よし!明日からこの方法を試して、本当に変わってやるぞと!
その時は本気でそう思うんですよ
でも読んで知識を得ても、
そのことに満足するだけで現実は何も変わっていなかったんです
ずっと、自分にとっての答えは外にあると思い込んでいましたが、
それは、”間違い”だったのです。
”間違い”は、自分のことに無知すぎなだけ
要は、これから何をしていけばいいかわからないのは、
自分の武器をちゃんと分かっていないからです。
これから何をしていけば良いかは、既に自分の内面にあります。
だから、本を読んだり、人の話を聞いたり等、外に答えを求めるだけでは、
問題が解決する事はありません。
”ゲームキャラクター”と一緒。
スマブラを分かりやすいので例にすると、
リンク、マリオとかフォックスとか色んなキャラクターがいますが、
そのある1つのキャラクターが、
どういう特質があって、
どういう事が得意で
どういうステージだと威力を発揮できるのか。
というのは、1度は使ってみないと分からないですよね。
いっぱいやってみたりとか、
実際に技を出してみたりだとか。
それが分かるのが、
10歳から20歳で、遅いと30歳~40歳ぐらいまでかかるといわれています。
世界的にも有名なサッカー選手で、”メッシ”という方が居るのをご存知でしょうか。
メッシ選手は11歳の時に、
成長ホルモンの分泌異常が発覚しました。
実は、その影響から身長が169cmで、
プロサッカー選手としては、小柄な選手です。
そんな、厳しい状況さえもメッシ選手はこういう発言をするんですね。
「小さかったお陰様で、素早さと足に吸い付くようなドリブルを習得できました」
普通だったら、
『プロ選手を目指す』と決意したときに、
遺伝子上、変えることが出来ない体格上の問題があった時、
プロサッカー選手として生き続けていく事が困難だと思ってしまうのかもしれません。
他人と比較し続け『劣等感』を解消する事は難しいはずです。
ただ、メッシ選手は、
自分の劣等感=コンプレックスがあったからこそ、
練習に練習を重ねていくことで、
自分が何が得意で、
どのように活用すれば威力を発揮できるのかが分かっていたからこそ、
独自の武器を磨き、そして自分を貫き通し、
一流サッカー選手としてプレーされています
僕らも、メッシ選手と一緒だということです。
ゲームの攻略本って最初は分からないじゃないですか。
自分を攻略するために、
どういう風に使ったら自分はうまく使えるのか?
それを見つける為には、実際に手をつけてみる、
そして、どういうやり方をすると自分はやり易いんだろうか。
こういうことの繰り返しをしてみないと分からないという事です。
それが見えないと、やっぱりいつまでたっても
「これから何をすればいいのだろうか…」
「あれで良いのかな…?」
このままです。
断捨離して、やりたいことを味見する
そうならないための、改善策としては
”断捨離”をすることです。
それは、この断捨離をすることによって、
・自分の人生にとって、何が目的なのか
・今目先でやるべきことは何か
・自分にとって何が1番大切なのか
これらが明確に分かるようになるからです。
そもそも、僕たちが生きている情報化社会というのは、
1日に受け取る情報量が江戸時代の1年分ともいわれており、
膨大な情報量に触れることで、
不必要な情報が自分の中に蓄積されてしまい、自分が1番大事しているものに気づけないのです。
このままだといつまで経っても、現状から抜け出せません。
一生あなたに、不必要な情報が纏まりつづける人生になります。
なんとなく仕事して、
なんとなく人付き合いして、
なんとなく生きて、人生を終えることになる。
そんなの嫌じゃないですか。
僕自身、1度きりの人生を”なんとなく”で終わらせるのが本当に嫌でした。
だからこそ、現状から抜け出すための手段が、この断捨離になります。
今考えるだけでも、あなたの周りに相当な情報量があると思います。
・仕事のこと
(業務内容・人間関係・納期とかの期限・お客さんへの連絡・資料作り等数えきれないほどありますよね。)
・スマホ上のアプリ
・友人知人との連絡
・スキマ時間に見るSNS
・帰宅して、とりあえずテレビを付ける
・家の中で散乱している服とか、小物類
そういった上記の情報を
②自分の生活から外す
③減らしていく、捨てる
この3つの方法を使って、断捨離をして行くことが重要ポイントです。
①できそうな所から整理してみる
まずは、自分が取り組みやすいのは何か。
優先順位を付けてみることです。
僕の場合ですと、
2.スマホのアプリ(手物にある)
3.パソコンのデスクトップ(デスクに座れば、とりあえず取り組める)
4.友達との連絡(LINEの通知オフとかすれば良いかな)
5洋服、小物類(量が多いから出し入れがちょっと面倒…)
この順番が一番手を付けやすいと感じました。
(一緒に、メモ帳に整理してみて下さい。)
順番に、具体的に行動する事まで掘り下げていこうと思います。
1.テレビ
頭の中に情報を入れない事が大切なので、
テレビはつけないで、日本語が含まれていないBGMを流すと良いと思います。
こういう系のBGMとか、すごくお勧めです。
2.スマホのアプリ
スマホの中にあるアプリの整理整頓をしてみることです。
機内モードでも、wifiは使えるので、LINEとか
Twitterの通知で、他の情報に触れないためにwifiもOFFにしてしまう。
整理整頓の基準は、
1年以上使ってないアプリは、全てアンインストールで良いと思います。
消せなかったのは、フォルダを作って分ける。
ポイントは1日1個で少しずつやる事です。
人生は長期的に物事をこなしていく事が大切だから、
短期的に集中してやってしまうと、
外からの刺激で気力を上げてやっているのと同じことになってしまいます。
だから、一気にやろうとしないことです。
・今日はフォルダを作ってみようかな
・1個だけ作る
・今日はこれで終わり
・明日は、フォルダ1個作ったからそこに対象のアプリ5個入れよう
・これでおわり
この繰り返しをしていく事が本当に大切です。
3.パソコンのデスクトップ
パソコンのデスクトップにある使っていないフォルダ。
作業中に仮保存のためにデスクトップ上に保存したファイルやフォルダ。
気づけば、「ファイルの整理はまた明日でいいや」
この無意識の怠け心が積み重なって、
優先順位の低ファイルやフォルダがいつまでもデスクトップ上に放置してしまいます。
ついつい後回しにしてしまう怠け心を消す為に、
この断捨離を1日1個でも繰り返していくことです。
4.友達との連絡
帰ってきたらスマホは機内モードにする。
例えば、LINE。
返信しなくてもよい内容なのに、スタンプとか押したりだとか、
こんなやりとりの中で、執拗に返信していませんか?
「○○で飲み会があるんだけど」
「何日の夜何時。来る?」
グループLINEとかだったら、
自分だけに送ってる内容ではないと思いますが、
仮に、「行かない」っていう選択を取った時に、
「その日は○○の予定が入ってるから、行けないやー!ごめんねー」
「この日までに納めなきゃいけない仕事あるからムリだわ!」
この返信は必要ありません。
既読スルーは行かないという”NOのメッセージ”として活用すれば良いのです。
なので、機内モードにしても問題ありません。
5.洋服、小物類
掃除をするついでに、洋服、雑貨に手を付ける、
洋服のいるものを選ぶ基準は、
自分が現在、1年間の4シーズンに分類して
・春
・夏
・秋
・冬
4シーズンで着用している洋服はなにか、好きな洋服を基準に選んでいきます
その時に、
・毛玉がついている
・生地が擦り切れてボロボロ
・流行を過ぎてもう着れない
上の4つのどれかに当てはまるものは処分して行くと良いでしょう。
小物類は、基本的に1アイテムにつき1点。
ボールペンは1本、
定規1個
同じ役割のものを2つ以上ある場合は処分の対象。
インクが途切れ途切れにしか出ないペンや、
インクを差し替えようと、中身がからの物についても捨てていきましょう。
仮に、
いるのか、いらないかの判断できなかったら、
目に入ってこない様に、押入れとかにしまって見えなくしてしまう
もしくは、メルカリで売ってしまうのが良いと思います。
あくまでも、この1~5は1例に過ぎませんが、
断捨離をする上で、共通するポイントは、
”1日1個やるだけでいい”ということです。
亀のように、気長にやっていくことです。
今日は、財布の中に入ってるレシートだけ捨ててみようとか、
それができたら終わり。
だから「やろう」なんてそもそも考えなくていいです。
「すごい簡単すぎて、これ意味ないでしょ!?」ぐらいのレベルにして下さい。
そしたら「やろう!」っていう義務感には襲われません。
「こんなんで大丈夫ですか?」みたいな、そんな自分を許してあげて下さい。
実際に動いてしまったら、
「あ、もうちょっとできるかも」って誰しも思ってやってしまうんです。
でも、そこで辞めて下さい。
「もうちょっとできるな」ってところで自分を許して、辞めてあげて下さい。
そうすると、面白いことに、
また明日もやりたくなるんです。その繰り返しです。
そうすることによって、確実に、
自分にとって1番大切ものは何かを知ることができる。
自分にとっていらない情報に気づけるようになるから、
すぐにその情報を遮断できる環境も作れるようになります。
とにかく、この断捨離の仕方を1日1個やっていくこと。
これから何をして行けばよいのか
というのは、常に自分の中に答えがあるということです。
ゲームキャラクターのように、自分をどんどん使っていって行って、
・どういう特質があって、
・どういう事が得意で
・どういう環境で威力を発揮できるのか。
上記を知って、自分をやるべき事、やりたい事を明確にする為にも断捨離をして行って、
自分の中に残ったものに対して、料理を味見するように小さな1歩を踏み出して
体験してきましょう!
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