頑張らなきゃと思っても気が乗らないし、すべてが無意味に感じてしまう。
そんな自分が大っ嫌いです。
変わりたいのに、怠けてしまう。
そんな自分を責めてイライラしてしまったり、悲しくなってしまう。
この負のスパイラルにはまっていませんか?
僕は、しょっちゅうこの繰り返しでした。
仕事では、
会社のために、
お客さんのために、
一生懸命頑張ってたら、急に頑張る意味が分からなくなってしまって怠けて、
朝もちゃんと起きることもできなくなり、
会社に遅刻してしまう事が多くなってしまう程です。
今回は、そんな日常に疲れてしまって1歩が踏み出せなくなった状態でも、
無気力状態から抜け出して、
自然と行動ができるようになる方法をお話して行きます。
・現状に不満を抱えている人
・頑張り屋さん
・向上心が高い人
・我慢強く、忍耐力がある人
こんな性格の方が特に感じやすい傾向にあるので、
ぜひ今回の方法を知り、
気力が問題にならないような生活を過ごしていきましょう!
根性論が無意味なワケ
そもそも、なぜ人は、気力とか気合とか根性とか勇気とか、
行動を続ける為に必要な要素だと思ってしまうのだろうか。
それは、
気力や根性のモチベーションが”原動力”となって、常に前進できる感覚があるからです。
これらの気力・気合・根性・勇気は全て、外からの刺激によって生まれます。
うまくいっている人とか成功者を見て、
「自分もそんな風になりたい」とか、
ダメな自分が露呈した時に、
「こんなんじゃいけないんだよ!!!」と思うのも、
自分以外の誰かと比較し、
外からの刺激を受けた事によって、湧いてくる感情です。
こういった気力や根性自体は、行動力を上げる起爆剤となりますが、
かなりのエネルギーを浪費してしまうので、長期的な持続は不可能です。
気力ばかりを意識して物事を進めていたり、取り組むと、
長い目でみたら必ずどこかで挫折し、動けなくなる未来が待っています。
無気力が引き起こした遅刻魔営業マン
僕は、社会人になって新築の家売る営業マンになりました。
2000万前後の家を、月に1件の成約が
ノルマにあったので、それを達成したら、
会社の人間から認めて貰ったりとか、
自分の気持ち的にも、成長を実感できたり、
その成果によって自信を付けることができるかもしれない。
そういう未来が待っているんじゃないかと思って、
それに必死に食らいつき、頑張って働きますが、
突然、
「残業までして頑張ること?」
そんな感情がこみあげてくるのと同時に、
無意味さを感じて、
頑張らなきゃと思っても気力が続かないから、
次の日、仕事なのに目覚ましをかけるのも忘れ、
YouTube見て、夜更かしするぐらい緊張感も無くなり、
会社に遅刻をしてしまう様になってしまいました。
本当にクズ人間だなって思います。
別にやりたい事もなかったので、転職しようとは思わなかったのですが、
「人生で、本当に頑張るべきことってなんなのか」
それが、分からなくなってしまったのです。
学生の頃は、
テストとか行事、部活など頑張る目標が常にありました。
卒業後の人生プランもあり、
高校はどの学校に行こうかな。
大学はどうしようか。
「こんな会社に入りたい!」
思い描く未来にワクワクしていたことを今でも忘れません。
ただ、社会人になると毎日が忙しく、
今まで以上に充実感がありますが、
「何をために頑張って、毎日を生きているのか」
こんな思いに駆られます。
今後の人生のヒントが知りたくて、自己啓発本をよく買って読み始めます。
ちょうど週末に本屋さんに行って、
自己啓発書、ビジネス書のブースに引き込まれるように
向かい、その平積みされている本を眺めます。
「君たちはどう生きるか」
「100年時代の人生戦略」
「キャリア未来地図」の描き方」
「未来の働き方を考えよう」
そういう心惹かれるタイトルの本を1度に3、4冊も買って、
そのいつも行く本屋さんの隣にスターバックスがあったんですけど
そこでコーヒーのみながら本読んで、
「進むべき道を僕に与えてくれるんじゃないか」みたいな気にさせてくれる。
やっぱり読んでる瞬間って一時的にテンション上がるんですよね。
よし!明日からこの方法を試して、本当に変わってやるぞと!
その時は本気でそう思うんですよ
でも、所詮は外からの刺激なので持続できるのもほんの一瞬でした。
読んで知識を得ても、そのことに満足するだけで、
書かれた文字をただひたすら眺め、
動けない自分に焦りを感じる一方だったのです。
この繰り返しでした。
情報過多の恐ろしさ
気力が続かない、根本の原因。
それは、
情報に触れすぎた環境で毎日を過ごしていることです。
インターネットの普及により、ここ10年で情報量が急激に増えました。
情報を調べて知れば、大体は解決する=選択肢が増えるので、
情報を吸収するけど、選択肢が多さに行動できず無力さを感じてしまう。
情報が頭の中に入り過ぎてしまって、
自分にとって何が大事なのかが、分からなくなってしまったのです。
だから、
本当は仕事が辛いけど、
稼がないと生活していけないから、
なんとなく働き続けたりとか、
なんとなく資格をとることを目指したりとかするわけです。
今のあなたの状態というのは、
たくさんの情報に触れ続けてきたことによって、
自分にとっての大切な何かが、心の奥底に埋まった状態になってしまいました。
それだと、頑張らなきゃと思っても気力が続かないのは当然です。
気力が続かなければ、行動ができなくなってしまうのは言うまでもありません。
なので、行動が出来ない事に対して
「だから自分はダメな人間なんだ」と、自分を責める必要もないのです。
手っ取り早く無気力状態から抜け出すためには
それは、人生の断捨離をすることです。
なぜかというと、
断捨離をすることによって、
・自分の人生にとって、何が目的なのか
・今目先でやるべきことは何か
・自分にとって何が1番大切なのか
これらが明確に分かるようになるからです。
断捨離をして自分が1番大事しているものに気づけないと、
いつまで経っても、無気力状態から抜け出せません。
一生あなたに、不必要な情報が纏まりつづける人生になります。
なんとなく仕事して、
なんとなく人付き合いして、
なんとなく生きて、人生を終えることになる。
そんなの嫌じゃないですか。
僕自身、1度きりの人生を”なんとなく”で終わらせるのが本当に嫌でした。
だからこそ、無気力状態から抜け出すための手段が、断捨離になります。
今考えるだけでも、あなたの周りに相当な情報量があると思います。
・仕事のこと
(業務内容・人間関係・納期とかの期限・お客さんへの連絡・資料作り等数えきれないほどありますよね。)
・スマホ上のアプリ
・友人知人との連絡
・スキマ時間に見るSNS
・帰宅して、とりあえずテレビを付ける
・家の中で散乱している服とか、小物類
そういった上記の情報を
②自分の生活から外す
③減らしていく、捨てる
この3つの方法を使って、断捨離をして行くことが重要ポイントです。
①できそうな所から整理してみる
まずは、自分が取り組みやすいのは何か。
優先順位を付けてみることです。
僕の場合ですと、
2.スマホのアプリ(手物にある)
3.パソコンのデスクトップ(デスクに座れば、とりあえず取り組める)
4.友達との連絡(LINEの通知オフとかすれば良いかな)
5洋服、小物類(量が多いから出し入れがちょっと面倒…)
この順番が一番手を付けやすいと感じました。
(一緒に、メモ帳に整理してみて下さい。)
順番に、具体的に行動する事まで掘り下げていこうと思います。
1.帰宅して、とりあえずテレビを付ける
頭の中に情報を入れない事が大切なので、
テレビはつけないで、日本語が含まれていないBGMを流すと良いと思います。
こういう系のBGMとか、すごくお勧めです。
2.スマホのアプリ
スマホの中にあるアプリの整理整頓をしてみる
機内モードでも、wifiは使えるので、LINEとか
Twitterの通知で、他の情報に触れないためにwifiもOFFにしてしまう。
整理整頓の基準は、
1年以上使ってないアプリは、全てアンインストールで良いと思います。
消せなかったのは、フォルダを作って分ける。
ポイントは1日1個で少しずつやる事です。
人生は長期的に物事をこなしていく事が大切だから、
短期的に集中してやってしまうと、
外からの刺激で気力を上げてやっているのと同じことになってしまいます。
だから、一気にやろうとしないことです。
・今日はフォルダを作ってみようかな
・1個だけ作る
・今日はこれで終わり
・明日は、フォルダ1個作ったからそこに対象のアプリ5個入れよう
・これでおわり
この繰り返しをしていく事が本当に大切です。
3.パソコンのデスクトップ
パソコンのデスクトップにある使っていないフォルダの整理整頓。
やり方は2.スマホのアプリと一緒です。
4.友達との連絡
帰ってきたらスマホは機内モードにする。
例えば、LINE。
返信しなくてもよい内容なのに、スタンプとか押したりだとか、
こんなやりとりの中で、執拗に返信していませんか?
「○○で飲み会があるんだけど」
「何日の夜何時。来る?」
グループLINEとかだったら、
自分だけに送ってる内容ではないと思いますが、
仮に、「行かない」っていう選択を取った時に、
「その日は○○の予定が入ってるから、行けないやー!ごめんねー」
「この日までに納めなきゃいけない仕事あるからムリだわ!」
この返信は必要ありません。
既読スルーは行かないという”NOのメッセージ”として活用すれば良いのです。
なので、機内モードにしても問題ありません。
5.洋服、小物類
掃除をするついでに、洋服、雑貨に手を付ける、
洋服のいるものを選ぶ基準は、
自分が現在、1年間の4シーズンに分類して
・春
・夏
・秋
・冬
4シーズンで着用している洋服はなにか、好きな洋服を基準に選んでいきます
その時に、
・毛玉がついている
・生地が擦り切れてボロボロ
・流行を過ぎてもう着れない
上の4つのどれかに当てはまるものは処分して行くと良いでしょう。
小物類は、基本的に1アイテムにつき1点。
ボールペンは1本、
定規1個
同じ役割のものを2つ以上ある場合は処分の対象。
インクが途切れ途切れにしか出ないペンや、
インクを差し替えようと、中身がからの物についても捨てていきましょう。
仮に、
いるのか、いらないかの判断できなかったら、
目に入ってこない様に、押入れとかにしまって見えなくしてしまう
もしくは、メルカリで売ってしまうのが良いと思います。
あくまでも、この1~5は1例に過ぎませんが、
断捨離をする上で、共通するポイントは、
”1日1個やるだけでいい”ということです。
亀のように、気長にやっていくことです。
今日は、財布の中に入ってるレシートだけ捨ててみようとか、
それができたら終わり。
だから「やろう」なんてそもそも考えなくていいです。
「すごい簡単すぎて、これ意味ないでしょ!?」ぐらいのレベルにして下さい。
そしたら「やろう!」っていう義務感には襲われません。
「こんなんで大丈夫ですか?」みたいな、そんな自分を許してあげて下さい。
実際に動いてしまったら、
「あ、もうちょっとできるかも」って誰しも思ってやってしまうんです。
でも、そこで辞めて下さい。
「もうちょっとできるな」ってところで自分を許して、辞めてあげて下さい。
そうすると、面白いことに、
また明日もやりたくなるんです。その繰り返しです。
そうすることによって、確実に、
自分にとって1番大切ものは何かを知ることができる。
自分にとっていらない情報に気づけるようになるから、
すぐにその情報を遮断できる環境を作れるようになります。
まずは小さな所から試していきましょう!
ただ、その中でも行動に移せない方もいると思います。
僕自身が、そうだったからです。
だからどんな状況下でも行動ができる様になる為に、行動ができる投資先に環境を変えました。
そのことを話した記事を貼っておくので、気になる方は是非見てみて下さい。
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