なぜ疲れがとれない毎日から抜け出すことができないのか

朝起きるのが辛いです。

体の疲れがとれません。

動きたくないわけではないのに、

なぜか、体のだるさや、倦怠感もあって、

動き始めるのに、どうも時間がかかってしまいます。

どうしたらいいでしょうか。

こんな疲労感に悩まされていないでしょうか?

僕自身も、社会人になってからこの長期的な疲労に悩んできました。

この長期的に解消できない状態には名前が付けられています。

それは、”慢性的な疲労”と世間的にはそのように言われ、

「6カ月以上にわたって疲れが続くか、疲れが繰り返されている状態」と、

意味するのですが、実は、

日本人のおよそ”約45%”がこのような慢性的な疲労を抱えているとされています。

ただ、その中でも、

疲労解消のために対策をされている方も多いのではないでしょうか。

入浴であったり、

適度な運動をすること、

コーヒーを飲むこと、

笑うこと、

アロマセラピー、など様々ありますが、

リラックスすると、疲れがとれる感じがしますよね。

それでも、改善がされないのにはある原因がありました。

今回は、実際に、

・慢性的な疲労から始まり、

・うつ病、

・治らないであろう群発頭痛の発症など

いろんな病を体験してきた僕が、どのようにして解決の糸口にまで至れたのかを、

こと細かくを綴って行きたいと思います。

いま慢性的な疲労に苦しんでいる方にとってはきっと役立つ情報になります。

ぜひ最後までご覧ください。

若手営業マンの慢性疲労は”遅刻魔”へと激変させる

「カタカタ、カタカタ・・・」

新築を販売する営業マンをしていた僕は毎日パソコンを叩き続けます。

気づいたら夜の23時。

というのも、自分のデスクには1枚の付箋。

「お疲れ様。明日10時に見積り使うから、作成して置いて」

この上司からの断れないお願いに、嫌々手をかけていたのです。

「今日は早く帰って、見たいドラマがあったのに…」

そんな感情さえも一掃され、キーボードを打ち続けます。

0時が過ぎ、家に帰ってそのままソファーに座り、

帰り道で買ったコンビニでお弁当を食べながら、

ビール片手に「はあ…」とため息が出ます。

気づけば、ソファで寝てしまっていてふと目覚めると、

朝の8時00分。完全に遅刻です。

スマホで7時00分から15分刻みでかけていたアラーム音が全く聞こえなかったのです。

とはいえ、7時間近く睡眠時間は確保しているはずなのに、

「なんか体が重い。」と、いつも倦怠感も感じてしまいます。

ただ、何も対策をやってこなかった訳ではありません。

疲れを取るために、

・疲労回復に効果がある食材(ニラとかニンニク、果物)をとったり、

・睡眠の質を上げて疲れを取ろうとし、「ノンレム睡眠」と「レム睡眠」を勉強します。

眠りが浅い睡眠(レム睡眠)の時に起床すると目覚めがいい事を分かり、

睡眠時間を90分単位に、7時間半か6時間睡眠にしてみたりだとか、

休みの日は筋トレをして体を動かしたり、様々なことを試してきました。

それでも、疲れ・だるさは取れず根本の解決にはなりませんでした。

人間の体を1番疲れさせる”存在”とは

その存在というのは、

”消化”です。

この疲れの大元が、”消化”であることを知らない事で、

慢性的な疲労の解消から遠ざかっていました。

僕は、『【図解】病気にならない生き方』という本と出会い、

その真意を知ることが出来たのですが、

疲れも、病気も、老いも、

全ては”消化負担の生活習慣”から来ているとのこと。

体の中には、「エンザイム」という酵素があるのですが、

このエンザイムは、食事、水分補給、運動、休養、睡眠、精神状態、のあらゆる場面で

健康に生きるための重要な役割を果たしています。

ですが、

お酒やたばこ、コーヒー、お菓子といった嗜好品、

出来合いの料理に含まれる、たくさんの食品添加物を摂取し、

それらが体の中に入り”消化”をすることで、

かなりのエンザイムを消耗してしまうから、疲れにつながっていたのです。

要するに、

この「エンザイム(酵素)」を減らさないことが、長期的な疲労を解消させます。

その方法というのを、これからお伝えしていきます。

長期的な疲労感を根本から消す方法

長期的な疲労感を根本から消す”4つの方法”を順にご紹介します。

①食べ物を食べる時は1口50〜70回噛むこと

②豆類や海藻・キノコ類の植物性たんぱく質とること

③市販のお水を1日最低2リットルは飲む

④可能な食材はできるだけ生で食す(生もの=エンザイムの宝庫)

1つ目、食べ物を食べる時は1口50〜70回噛むことです。
なぜなら、嚙む回数を増やす事で、

胃腸で消化や吸収に使うエンザイムの量を少なく済ませられるからです。

エンザイムの量の消耗を防ぐだけではなく、

よく噛むことで、脳の記憶をつかさどる『海馬』が、

活性化される事が調査結果で明らかになっています。

以下を見て頂きたいのですが、

年配の方に2分間、ガムを噛んだ前後の脳の状況をデータ化されたものですが、

記憶に重要な部分である、脳の『海馬』が、

ガムを噛む前と比べて、1.4倍~3倍、脳が活性化された結果が出ました。

しかし、かむ回数が少なくなってしまうと、

実際に愛知県内に住む35~69歳の成人(男性3,737人、女性1,005人)を対象とした、調査の結果では、

よく噛まずに、速く食べてしまう人ほど、現在のBMIが高い傾向にあることが分かっています。

かむ回数を増やすことで、BMIを減らすきっかけにもつながります。

2つ目の方法は、

豆類や海藻・キノコ類の植物性たんぱく質とること。

実はほとんどの人が、

動物性たんぱく質(肉、魚、牛乳、チーズ、卵)から、

たんぱく質を摂取しています。

これが何を意味するかというと、

タンパク質の摂りすぎてしまっているという事です。

その上、動物性タンパク質は、とりすぎると胃や腸で分解・吸収がしきれず、

腸内で腐敗し、大量の毒素を作り出してしまいます。

その毒素を解毒するために、腸内や肝臓で大量のエンザイムが消費されてしまいます。

タンパク質の1日必要量は体重1kgにあたり1g(体重60kg=タンパク質60g)なのですが、

タンパク質は豆類や海藻・キノコ類の植物性たんぱく質からも十分に取れるんですね。

植物性たんぱく質が摂れる豆類や海藻・キノコ類
・大豆水煮缶1個(たんぱく質:約12.9g)
・納豆1パック(タンパク質:約6.6g~8.3g)
・ひじき100g(たんぱく質:9.2g)
・きくらげ(黒)100g(たんぱく質:7.9g)

一例ですが、胃腸の負担を考えると、

植物性たんぱく質:動物性たんぱく質=85:15の割合で摂ることが、

理想の割合です。

好きな、お肉・魚を摂りつつも、植物性タンパク質も取り込んでいきたい所です。

3つ目は、市販のお水を1日最低2リットルは飲むことです。

それは、市販で売っている様な水以外は、

余計なものが溶け込んだ水溶液でしかないからです。

水道水もNGです。清涼飲料水は当然のことです。

なぜならば、体に必要な『水』を取り出す為には、

体内に入った水溶液をろ過をする必要があるので、

そのろ過をする作業自体が、エンザイムの消耗に繋がってしまうためです。

4つ目は、可能な食材はできるだけ生で食す(生もの=エンザイムの宝庫)

エンザイムを多く含む食べ物=生きている食べ物(生もの)だからです。

というのも、エンザイムという酵素は熱に弱く、

48度から115度で死滅してしまいます。

ですので、例えお肉であっても、レアに近い状態で食べたり、

野菜でも、果物でも、生で食べる事が重要です。

補足として、特にフルーツには飛び抜けて、

多くのエンザイムが入っているみたいなので、積極的に摂取していくと良いとの事。

①~④の中でも、④の実践続けてきた人の実例を見てみましょう。

生ものを食す食事法を”ローフード”という言葉で言われているのですが、

あらゆる食事法、計6種類取り上げられた実際の効果を実感した人のデータです。

ローフードは、

・仕事や日常生活のパフォーマンス

・睡眠の質

この2つの項目においては、6種類の食事法の中でも効果を感じる方が、

実践者の約2割(18.9%)と1番高い食事療法という結果になりました。

また、ローフードを生活に取り入れた方の声の中には、

毎日続けることで、

体が軽くなり

朝の目覚めも良くなり

今までの不調がウソのように改善されました。

このようにお話されている方もいらっしゃいます。

ローフードをすると、疲れにくく、体が軽くなる以外にも

上記の図の中にも効果が発揮された

・ダイエット効果

・美容効果(肌の若返り)

その他にも

・不安感が安らぐ

・免疫力の向上など

エンザイムを消耗させない食生活をする事で、こんなにもメリットがあふれています。

でも真っ先に、疲れをとるためには真っ先にやらないといけないこと。

それは、

③の市販のお水を1日最低2リットルは飲むことです。

エンザイムの消耗防止もそうなのですが、

大前提として、私たちの体はその7割が水分で構成されているからです。

水分の摂取を怠るだけで、

栄養や酸素がうまく運ばれなくなり、

老廃物がどんどん溜まって、

血流が悪くなり、

代謝が落ち、

よって体調不良になったり、慢性疲労に陥ります。

そうしない為にも、良い水を飲まなければいけないです。

良い水とは、

そもそも、水は3つに分類することができます。その2つは避けなくてはいけません。

〇①ナチュラルミネラルウォーター:無添加の天然水を加熱殺菌したもの
✖②ミネラルウォーター;水に添加物を入れても問題ない
✖③ボトルドウォーター:水道水などに添加物を入れても良い

良い水=ナチュラルミネラルウォーターの事で、

実際に、スーパーやドラックストアで100円未満で販売されているお水も、

ナチュラルミネラルウォーターは置いてあります。

ラベルの裏の表記をしっかり見た上で購入をしてみましょう。

実際に、お水を摂った効果をお伝えして行きますが、

42歳のサラ・スミスさんという方が、

長年にわたって朝起きても取れない疲労感に悩まされてきました。

ですがこの写真をみて下さい。

水を3L飲むことを4週間続けるだけで、

気だるさは消え、それだけではありませんでした。

体重は1.5kg減少

体は引き締まり

肌色は明るくなる

顔のシミは消えかかり

目の周りの影も少し目立たなくなった

疲労感を消すだけではなく、他の効果もあったのです。

3Lは、正直多いと感じる方も多いと思います。

エンザイムの消耗を抑える上では、摂取目標が2Lです。

ぜひこの機会に1日2Lを飲む意識を持ってみてはいかがでしょうか。

一気に飲むのはNGです。

それは、水は飲み貯めができないから。

効果的な飲み方のポイントとしては、

・こまめに

・ゆっくりと

・少しずつです。

実際にいつも使うコップの入る容量を計算して置いて、

コップ1杯(約200ml)を目安に、

1日10回程度に分けて飲むことを心がけましょう。

僕自身は、水筒2本(1000ml)は仕事場に持参し、

朝食と出勤までに1本(500ml)、夕食と寝る前までに1本(500ml)と

4つに区切り、1本もマメに飲む癖を付けることで、

1日2リットルは難なく、飲める様になりました!

お水を飲むという行動は、少なからず日常的に行っていますし、

明日から、お買い物のついでに1本買うところから、

気軽に、試すことが出来ますよね。

今回を機に、慢性的な疲労から解消されて有意義な時間を過ごせる様に、

まずは第一歩、ナチュラルミネラルウォーターを1日に2L飲む。

是非これだけでも試してみて下さい!

 

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